投資ブーム、老後2000万円問題。資産運用に興味のあるかた増えましたよね。
今回はiDeCoについて初心者向けに解説します。
この記事を読めばiDeCoの最低限の知識が身につきます。
どうも!副業で毎月10万稼ぎ、投資に回すことで毎月の金銭的自由と定年退職後、不労所得生活を狙う30代地方サラリーマン。FP兼金融マンとして自身の知識をアウトプットします!
結論
毎月、一定金額積立すると積立期間の所得税と住民税が安くなり、更に運用益も出る可能性も高く60歳になった時に積立金より多い現金を受け取れる老後資金の強い味方。
老後の不安がない人なんて一握りだと思います。しかしiDeCoを利用すると、その一握りの人に入るチャンスが平等に訪れます。
年収400万の31歳がiDeCo始めるとどうなる?
ここから先は年収400万円の31歳のサラリーマンがiDeCoを始め、毎月23000円(年間276000円)積み立てた場合、60歳でどうなるかシミュレーションしました。
税制優遇
1,200,600円(41400×29年)
掛け金の10%が住民税控除→27600円
掛け金の5%が所得税控除→13800円
住民税で27600円
所得税で13800円戻る計算です
イメージとしては毎月の住民税が2300円減り、さらに所得税が軽減され年末調整で13800円戻ります
年収が高ければ更に節税効果があります。
運用益
6,932,008円
積立元本
8,004,000円
約14,936,008円
S&P500に29年積立をして利回り4%で運用して60歳時点で一括受け取りをした場合
受取時課税額
48,034円
60歳時点まとめ
毎月コツコツ23,000円積立すると
現役中1,200,600円の節税
60歳になったとき14,887,974円を受け取れる。
この威力がiDeCoなんです。
23,000円ずつ預金をするだけなら8,004,000にしかなてないです。
節税効果も含めると差額なんと
8,084,574円!
(今回のシミュレーションでは口座維持手数料等は計算に含めず、退職時まで年収も上がらない、退職金は無しという条件で計算しております)
メリット
積み立てた掛金が全額所得控除
運用利益が非課税
通常、運用益に対して20.135%税金がかかります。
それがiDeCoでの運用なら非課税になります。
複利効果を得られる
運用益が出た分を自動で再投資され雪だるま式に含み益が増えていきます。
複利の力は投資期間が長ければ長いほど強力になります。
デメリット
原則60歳まで積立金を引き出せない
予期せぬ出費が出でても60歳になるまでは資産を引き出せません。
無理して積立するともしものときに後悔するかもしれません。
積立金額の最低額は5,000円で途中で変更も可能ですが、当然所得控除額も減りますし毎月かかる口座の維持費用は変わりません。
60歳まで毎月拠出し続ける覚悟が必要になります。
各種手数料がかかる
iDeCoには申込窓口となる金融機関以外にも国民年金基金連合会と事務委託先金融機関が関わっています。そのため下記の手数料がかかります。
①加入時・移換時手数料
②口座管理手数料
③給付事務手数料
④還付事務手数料
私の場合は加入時に2777円と毎月167円かかっています。
受取時課税
一時金受取と5年分割の年金受取の選択が可能です。
どちらも税制優遇はありますが非課税とまではいきません。
まとめ
まず自身のシミュレーションしてみてください!
勤務形態別で積立できる金額も違いますし、人によって年収、年齢も違います。
言えることは始めるなら一日でも早い方がいい。
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